吐き気が! ツライつわり、我慢しなくてもいい? 妊娠中でも飲める漢方薬がある!?
女性の多い、とあるオフィス。ここは、いつも和気あいあいアットホームな雰囲気。でも、やはりそこは働く女性ゆえのお悩みが。仕事のストレスやデリケートなカラダの悩みが尽きないお年ごろ。女同士だから話せる悩み満載のヒソヒソトークに、あなたも共感するかも!?
会社の休憩室で話をしているのは現在妊娠5カ月のW子と、7カ月のX美。お互い妊娠中なので出産準備や産休中の計画などについて話すことも多い2人ですが、どうやら2人とも体調があまり良くない様子。いったいどうしたのでしょうか……?
W子「……」
X美「あれ、W子、お昼食べないの?」
W子「うん、ちょっと気持ち悪くって」
X美「まだつわり続いてるの? 大変だね……」
W子「前よりは楽になったんだけど、ときどきむわ~ってくるときがあって。もう少しの辛抱かなあ。もともと胃腸弱いんだよね。X美こそ、食欲なさそうじゃない?」
X美「うん、つわりじゃないんだけど、今朝からちょっと風邪っぽくて」
W子「熱はあるの?」
X美「今朝測ったら7度6分だったよ。これより上がっちゃうとつらいなあ……」
W子「私、帰りに漢方薬を処方してくれる病院に行く予定なんだけど、一緒に行く?」
X美「漢方薬?」
W子「うん、カン子先輩に勧められたんだけど、妊娠中でも飲める漢方薬ってけっこうあるみたいだよ」
(※妊娠中は薬はできるだけ飲まないことが基本です。自然の生薬でできている漢方薬も、妊娠中は時期や薬の種類によって服用を避けたほうがよい場合もあるので、必ず医師に相談のうえ服用してください)
X美「そうなの? 薬を飲むのはなるべく控えようと思っていたけど風邪が悪化しちゃったら心配だし、話だけでも聞きにいってみようかな」
W子「うん、そうしようよ」
X美「じゃあ、帰りに待ってるね」
そんなわけで病院に向かった2人。
診察していただくのはいつもどおり丸山綾先生です。まずつわりの症状があるW子から診察室に入りました。
W子「こんにちは。いま、妊娠5カ月なんですが、つわりが辛くて……」
丸山先生「こんにちは。まだ続いているんですか? 妊娠の初期からですよね?」