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愚痴をこぼしながらストレッチをすると肩こりが楽になる理由「力が抜けやすくなる」

毎日の生活の中で、ちょっとだけイラっとさせられる出来事を経験することがありませんか?些細なことであれば、嫌なこともすぐに忘れて、平穏な気持ちで過ごすことができると思います。

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しかし、ちょっとした嫌な出来事が続いている時や、いつもなら許せることが、その日の体調や気分で、許容量が低下している場合などは、その「ちょっとした嫌なこと」が引き金になって、体が緊張を起こし肩こりが強まったり、イライラが爆発しそうになったりすることがあります。

そんなとき、愚痴をこぼしながらのストレッチで、肩の力がスーっと抜け、肩こりがラクになるケースがあります。嫌なことを思い浮かべるだけで、無意識に体に力が入ってしまう場合が多いのですが、ストレスが軽減される要素(愚痴を言うなど)を加えることで、肩の力が抜けやすくなると考えられます。

思い出すだけで、クラクラめまいがしそうな嫌な出来事よりも、他人に話しをしたり、大声を出したりカラオケなどでスッキリしそうな程度の嫌な出来事に効果が期待できます。

●ストレッチの仕方
1.立ち姿勢で行います。肘を伸ばしたまま腕をぐるぐると回して、回しにくいほうから行います。例えば、右側が回しにくいとします。

2.今度は、ぶつぶつと愚痴を口にしながら、右腕を回します。ひととおり愚痴ったら次へ。

3.右肘を伸ばしたまま、斜め上方へ腕を挙げて、右腕の付け根や胸部が伸びるようにします。

4.「あ~あっ!」「もう、やだぁ!」といった溜息交じりの言葉を大き目な声で言いながら、挙げた腕を脱力し下します。息が吐きやすい言葉の方が、脱力しやすいです。

ちょっとした嫌な出来事のストレス解消を兼ねて、肩の力が抜けたでしょうか?「1」に戻り腕が回しやすくなっていれば成功です。

著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

※この記事は2014年02月24日に公開されたものです

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