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成功談と失敗談を生かせる話し方とは?「失敗談はミスの対応策とセットで話す」

過去の体験談を聞くは、今後のために大変有意義です。体験談には成功談もあれば失敗談もありますが、どちらも将来の行動指針の参考になることには違いはありません。そこで、体験談を生かせる話し方やその心理的テクニックについて解説してみましょう。

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失敗談はミスの対応策とセットで話す

「成功談よりも失敗談」という言葉はよく聞きます。成功談はどうしても自慢話になりがちで、話自体は面白いものの、聞いている相手にとってためになることがあまりないのです。これに対し、経験豊富な人の失敗談は、また未熟な若者たちにとっては貴重な人生訓となることが多いのです。

したがって、失敗談を語る際には単に「ミスをしたこと」だけを話すのでは意味がありません。その失敗に対してどう対処したのか、あるいは失敗の経験を経てどうすればミスを防げるのかという点に重点を置いて話すことが求められるのです。

成功談は立ち話程度でもOK

成功談は、話す人の自己アピールのために語られることが多いものです。「自分はいかにして成功したのか」ということを要領よく相手に伝えることで、自分の評価を大きくアップさせることができます。したがって、上司に自分をアピールするには、改まった場所でする必要はありません。

エレベーターの中でもあるいは歩きながらでも、上司をつかまえ、ほんの短い間に成功談を口にする積極性を持ちましょう。

例えば、エレベーターで部長と一緒になった際に、「部長、今度の商談は○○万円でなんとかまとまりそうです」と話しかけてみましょう。この方が改まった場での報告よりもより効果的なのです。

周りを和ませるための失敗談

話術の巧みな人は、タイミングを見計らって自分の失敗談を話すというテクニックを持っています。特に会話が途切れた際に間を持たせたい場合や、周りの雰囲気を明るくしたい場合などに有効です。

とはいっても大げさな話題ではなく、ちょっとした不注意による失敗の実例を面白おかしく脚色して話すことで、場の雰囲気を和ませる効果と、周りからの注目を集める自己アピールの効果も期待できるのです。

話題は、例えば静まり返った重要な会議でお偉方から意見を求められたときに、お腹がグーと鳴ったとか、たあいのない話がよいでしょう。

※この記事は2014年02月13日に公開されたものです

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