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消費税率アップも怖くない!? FPが教える、カンタン節約・貯金のポイント3つ

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

4月からの消費税率8%スタートを控え、お金に対する関心が高まっている今日このごろ。なにかとお金がかかる将来のための節約や貯蓄を、これまで以上にしっかりしようと考えている女子も少なくないはず。とはいえ、自己流だと節約も貯蓄もなかなか続かないですよね。

そんなときはプロに頼るのが◎。そこで、ファイナンシャルプランナーの伊東江里子さんに、節約&貯蓄のために気をつけたいポイントを教えてもらいました!

まず、消費税アップによる影響は実際どのくらいあるのかでしょうか。伊東さん曰く「大きさは個人の感覚にもよりますが、特に収入が低い人ほど消費税増税の打撃は大きくなります」とのこと。

「たとえば、年収の30%を住居費として除いた残りの70%を、消費税がかかる支出として考えると、手取り収入が約200万円の人は年間42,000円、約300万円の人だと63,000円、余計に出費が増えることになります。つまり、同じ収入の中で生活をしようと思ったら、月に3,500~5,250円ほど節約しなければなりません」(伊東さん)

また、「節約もそうですが、今後は消費税だけでなく、その他の税金、社会保険料なども下がるより上がることが予想され、お金はますます必要に。将来の長生きリスクも考えると、たとえ収入が減っても貯金は削減してはいけません」とも。

出費は増える一方なのに、節約しつつ貯蓄もキープ。常に綱渡りな家計簿の筆者にとっては、頭の痛い問題です(涙)。そんな筆者でも気軽に続けられる節約&貯金の方法って?

「月に3,500~5,250円の節約を日々(30日)に換算すると、116~175円。毎日のランチ代やドリンク代を減らしたり、移動ではひと駅分歩いて、その分の交通費を浮かせたり。日常のちょっとした出費を削減するだけでOK。日々の家計管理が苦手であれば、毎月必ず支出があるものを見直しましょう。たとえば、スマホの使用を控える、引っ越しして家賃を下げる、習いごとをがまんする、図書館を利用して新聞や雑誌、書籍代を削減するなど、できることはいろいろあります。生命保険も、月払いから年払いにすることで1~3%節約できますよ」(伊東さん)

これならズボラな筆者でも節約できそう。ただネックは貯蓄……。急な出費のときに、つい預貯金に手をだしがちなので、なかなか貯まらないんですよね。

そんな筆者に伊東先生がオススメしたのは、貯蓄ができるのはもちろん、さまざまな保障もついた「貯蓄型の保険」で貯めていくという方法。

「銀行よりも貯蓄率が高いのに加え、所得税控除も使えるので、還付金がもらえる場合もあるんですよ」というお金の面でのメリットに加え、「保険」なので、万が一のときも安心できる、というのは長い目で見たときに魅力的かも。銀行の積み立て貯金だとすぐ引き出してしまう筆者のようなタイプには、保険で貯蓄、というのはちょうどいいかもしれませんね。

みなさんも今回のポイント「日常の細かな出費削減」、「毎月必ず発生する支出の見直し」、「貯めやすい貯蓄方法」をしっかりチェックして、安心のマネーライフを過ごしましょう!

(ヨダヒロコ/六識)

※この記事は2014年02月12日に公開されたものです

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