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難解な文章も何回も読まずに理解する方法とは?「その本から何を得たいのかを考える」

読みたい本があるけれど、パラパラとページをめくってみるといかにも難しそうな内容で尻込みしてしまいそう。そんなときは、何度も読み返すことなく内容を理解できるコツがあるんです。

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その本から何を得たいのかを考える

本を読む目的はいろいろです。暇つぶし、おもしろいから、人にすすめられたから。こういう場合はただなんとなく文章を目で追っていればそれでいいのですが、勉強や仕事に役立てたい、知らなかったことを知りたいなど、何か明確な目的があって本を読む場合には、まず最初に自分はその本から何を得たいのかを考えると頭に入りやすくなります。

余白にメモを残しておく

目的がある場合は、頭の中でそのことを意識するだけではなく、本の表紙や目次の余白の部分に「~について知りたい」というように、簡単なメモを残しておきましょう。書き込むのが面倒であれば、自分なりにマークを決めてそれを記しておくとか、シールを貼るというやり方でもいいですね。

手を加えることで目的を意識しやすくなる

このように、書き込みや印をつけることによって、自分がなぜその本を読むことを選び、何を得ようとしているかという目的をはっきりと意識しやすくなります。何を得たいかがはっきりしていれば一冊の本を丸々読む必要もなくなり、時間の節約にもつながりますよね。

忙しい社会人にはまさにうってつけの読書方法です。読みたい部分を読み終えたら、実際に自分はその本からどんな知識を得ることができたのか、そのことによって生まれた疑問は何か、疑問を解決するためにはどんなことをすればいいのかなどについても、余白に書き残しておくと後から役に立ちます。

「書評ノート」を作り、読んだ本の感想を片っ端から書いていくのもいいでしょう。近頃ではネット上にそのような、読んだ本の感想を書いたり、他のユーザーと本に関する情報を共有したりできるサイトも充実しているので、そういったものを利用するのもいいですね。

※この記事は2013年12月27日に公開されたものです

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