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過半数が学校トイレでの“ウンチ”は我慢 理由は「他人に知られたくないから」

学校で“ウンチ”をしますか

株式会社LIXILは、2009年に続いて2回目となるLIXIL「学校のトイレに関する調査」を実施した。調査対象は小学校1年生~高校3年生までの男女1248名。

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前回(2009年実施)の調査では、「学校トイレの困りごと」を中心に調査を行ったが、今回の調査ではダイレクトに、「学校のトイレで“ウンチ”をするか」「しない/する理由」を聞き、子供の気持ちについても調査を実施した。

学校で“ウンチ”をするか尋ねたところ、過半数の子どもたちが「どうしてもガマンできない時だけする」(44%)、「絶対にしない」(9%)と回答。学校生活の中でのトイレ事情でかなりの子どもが我慢していることが明らかになった。

その理由は、「他人に知られたくないから」(50%)が最も多く、次いで「落ち着かないから」(46%)、「休み時間が短いから」(31%)という結果になった。そのほかにも、“ウンチ”をした後の「においが気になるから」(27%)などを気にする子どもや、「トイレが汚い」(22%)、「トイレが臭い」(20%)など、トイレ環境に関する理由も目立った。

学校のトイレで“ウンチ”をしない理由

また、和式と様式どちらの大便器を使うかを尋ねると、「必ず洋式を使う」(26%)、「できるだけ洋式を使う」(39%)と、全体の65%の子どもが「洋式トイレ」を使うと回答。「できるだけ和式を使う」(12%)、「必ず和式を使う」(6%)を大きく上回る傾向が顕著に表れた。

学校の和式と洋式どちらの大便器を使いますか

学校のトイレのイメージについては、「『きれい』か『汚いか』」では「汚い」が全体の68%、「『明るい』か『暗い』」では「暗い」が全体の61%、「『くさい』か『くさくない』」では「くさい」が全体の68%、「『落ち着く』か『落ち着かない』」では「落ち着かない」が全体の68%という結果となり、学校のトイレに対するイメージは良いものではないという傾向が明らかになった。夏場や冬場の暑さ寒さについても、「夏場は暑い」が全体の73%、「冬場は寒い」が全体の75%を占め、かなり過ごしにくいと感じている子どもたちが多いこともわかった。

※この記事は2013年11月20日に公開されたものです

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