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【男性編】恋人に出されても食べるには勇気がいる全国の珍味ランキング1位「ザザムシ」

子供のころ、イナゴの佃煮を食べる祖父を見て、「おじいちゃん、虫食ってる!」とドン引きしたことがあります。それは僕が食べたことがなかったから。もし、あなたの愛する彼女が見たこともないような食べ物を勧めてきたらどうしますか? 食べるには勇気がいる全国の珍味について、読者の男性316名に聞きました。

【地元の「有名だけど食べない」「無名だけど食べる」もの教えて!】

Q.恋人に出されても食べるには勇気がいる全国の珍味を教えてください(複数回答)
1位 ザザムシ 51.0%
2位 はちのこ 33.9%
3位 イナゴの佃煮 32.0%
4位 くさや 28.5%
5位 鮒寿司 19.3%

ザザムシ

・「味の程はわからないけど、あの見た目は流石に食べられないと思ったから」(41歳/機械・精密機器/技術職)
・「ほかの虫とかの珍味のものより手ごわそう」(38歳/その他)
・「虫を出すヤツとは別れたい」(35歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

はちのこ

・「ハチを食べるのは抵抗がある」(26歳/金融・証券/専門職)
・「勇気がいるから」(28歳/建設・土木/技術職)
・「ブチュッとつぶれる瞬間がいや」(50歳/情報・IT/技術職)

イナゴの佃煮

・「おいしいと聞くけど、食べたくない」(26歳/通信/営業職)
・「昆虫は勘弁」(38歳/金融・証券/専門職)
・「触るのも無理なのに、食べるなんて考えただけでも……」(27歳/不動産)

くさや

・「においで食欲が萎える」(42歳/建設・土木/営業職)

・「以前、挑戦してみたが、ダメだった」(41歳/その他/販売職・サービス系)
・「祖父が食べていて、ものすごく臭かった」(29歳/運輸・倉庫/技術職)

鮒寿司

・「あのにおいは堪らん」(52歳/印刷・紙パルプ/技術職)
・「体が受けつけない」(34歳/機械・精密機器/営業職)
・「においが染みついて、しばらくとれなさそう」(38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

番外編:イメージが先行して食べられない

・ミミガー(豚の耳)「耳はちょっと……」(23歳/医薬品・化粧品/技術職)
・フジツボ「ふだんからよく目にしているだけに、よけい食べたくない」(31歳/機械・精密機器/技術職)
・鯉こく(鯉の味噌煮)「鯉を食用として見られない」(34歳/医療・福祉/専門職)

●総評
1位は「ザザムシ」でした。ザザムシとは、清流に棲むカワゲラやトビケラなどの幼虫を食用とするときの総称。長野県伊那市などで、佃煮や揚げ物にして食されています。それにしても、51.0%とは断トツですね。その名称からして敬遠されてしまうのでしょうか。

2位は「はちのこ」でした。主にクロスズメバチの幼虫で、愛知県、岐阜県、長野県などの山間部に残る食文化です。成虫やサナギを混ぜて食べることもあるとか。最近は高級珍味として、缶詰や瓶詰でも売られています。

3位は「イナゴの佃煮」です。昔から全国的に食べられていますが、見た目は昆虫そのもの。おいしい、栄養があるといわれても、初めて食べる人にとっては勇気がいります。1位から3位までは昆虫が独占。栄養価の高さと環境に優しいという理由から、「昆虫食が世界の食糧問題を解決する」ともいわれますが、まだまだ抵抗があるようですね。

4位は「くさや」、5位は「鮒寿司」という結果でした。それぞれ伊豆諸島と滋賀県の特産品で、強烈な“におい”が特徴。クセの強すぎるものも受け入れられないようです。
(文・OFFICE-SANGA 丸田十五)

調査時期:2013年8月24日~2013年8月31日
調査対象:読者
調査数:男性316名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

※この記事は2013年11月12日に公開されたものです

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