お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

どうしても抜けない方言って? 「鍵をかう」「チャンネルを裏にして」

仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!

会話はコミュニケーションのために必ず必要です。しかし、地方出身者が、上京したり、ほかの土地へ行った際、きちんと標準語を使っているつもりでも、ふとした拍子に方言が出てしまうことも。そこで今回、働く女子たちに「どうしても抜けない方言」について聞いてみました。



■「鍵をかう」
「静岡では、鍵をかけることを『鍵をかう』と言います。東京で使ってしまい、まわりの人から『えっ!? 今から鍵を買いに行くの?』と驚かれてしまいました」(28歳/出版)

外出時に使うことの多い表現だと思うので、知らない人は今から鍵を買いに行くのかと勘違いしてしまいますね。

■「なおす」
「西日本では物をしまうことを『なおす』と言うのですが、東日本でその言葉を使うと、『修理する』という意味にとられてしまうので気をつけています」(27歳/人材)

九州出身の筆者も、なかなか「なおす」が抜けずに恥ずかしかったことがあります。言われたほうは、修理なんて必要のないのに? と困惑してしまいそう。

■「おとつい」
「母親が関西出身なので、家では関西弁が飛び交っています。そのせいか、『おととい』を『おとつい』と言うのが自分も抜けません」(26歳/広告)

「おとつい」は関西出身の人がよく使っているイメージがありますし、意味も伝わることが多いですよね。しかし、普段標準語を話している人が突然言うと、不自然かもしれません。

■「チャンネルを裏にして」
「地元はすごく田舎で、民放が2局しか映らないので、もう1局の番組を見たいときは『チャンネル裏にして』と言っていました。上京したら番組がたくさんあるので使わなくなりましたが、別の番組が観たいときは、『裏にして』と言いそうになってしまいます」(26歳/販売)

「裏」というと、何やら怪しげな番組の印象を抱いてしまいそうです。

■「濃ゆい」
「宮崎では液体や色が濃いことを『濃ゆい』と言うのですが、方言だと知らずにずっと使っていました。先日、友人に『このコーヒー濃ゆいね』と言ったら笑われた……」(27歳/飲食)

たった一文字間に入るだけで、意味がわかりづらくなってしまいますね。

■「からう」
「リュックを背負うことを九州の方言で『からう』と言うのですが、標準語の『しょう』の響きが気恥ずかしくて、つい『からう』と言ってしまいます」(26歳/商社)

方言を直したいという気持ちもありつつ、標準語を使うのが気恥ずかしい人も少なくないようです。

それまで自然に使っていた方言を封印しようと意識しても、うっかり出てしまうのが方言。方言を持っていない人からすると、「方言があるのは羨ましい」という声もありましたが、うっかり方言が出てしまうと恥ずかしいこともありますよね。あなたがどうしても抜けない方言は、どんな言葉ですか?

(姫野ケイ+プレスラボ)

※この記事は2013年10月31日に公開されたものです

SHARE