座り姿勢ブスになってない!?ぽっこりお腹を克服するには?
座り姿勢を直すと骨盤も正しい位置にきて、体全体も自然に引き締まってきます。
「座ったときに、ぽっこりとお腹が出ていませんか? それは、正しい座り姿勢ができていないから。悪い座り姿勢だとお腹の力も抜けた状態になってしまっているんです。その状態では、腹筋も背筋も使われませんから、骨盤がやや後ろに傾むいたり、前傾したりしています」。
・骨盤の後傾……骨盤が後ろに傾くこと。腰が丸まった状態
・骨盤の前傾……骨盤が前に傾くこと。反り腰になり、お腹が前に出る姿勢
でも、骨盤を正しい位置にするのってなかなか難しくありませんか? 骨盤を意識することって、あまりないですよね。そこで、骨盤を正しい位置におくコツを紹介します。
~正しい座り姿勢で、キレイな骨盤の位置をキープするコツ~
☆3つの骨「座骨」「恥骨」「尾てい骨(尾骨)」でお尻を支える
(1)座骨をしっかりと立てる
「座骨とは、その名のとおり座るための骨です。座ったときにグリグリ当たる骨がそれです。形に多少個人差はあるものの、座りやすいように座面に対して三角形をしていて、垂直に立っています。座骨が傾くことなく座るには、お尻のグリグリした所(座骨)をしっかり意識して座ることです。椅子の座面に対して、お尻を真っ直ぐ下ろしてみましょう」。
「どうですか? 案外いつもより後ろに傾いているように感じませんか。それだけ、いつも前かがみになっているということです。オヘソの下や、太ももにものすごい力が必要ですよね。でもそれは正しい座り姿勢に必要な筋力です。普段から正しく使えていないと、筋肉も衰えてしまいます」。
(2)尾てい骨と恥骨を水平に
次に、尾てい骨の先端と恥骨の先端が、椅子の座面にピッタリとつくように水平にします。
座骨を垂直に立てて、尾てい骨と恥骨が椅子に対して水平の状態なら、骨盤が正しい位置にあると言えます。
いかがですか? 説明がわかりにくいという人のために、少し工夫するだけですぐに正しい座り姿勢を手に入れる方法を伝授します!