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絶対やってはいけない和食の食べ方4つ「器を持ち上げて箸を取る」

和食を食べる際、気になるのはお椀などについているふたの扱い方。それから、料理に箸をつける順番ではないでしょうか。正しいマナーを覚えて、自信を持って食事ができるようになりましょう。

【気づいていないのは自分だけ? 日本人でも意外と知らない和食のマナー】

器を持ち上げてから箸を取る

箸を手に持ったまま、もう片方の手でひょいっと器を持ち上げる。家庭で食事をするときにはついやってしまいがちですが、これはマナー違反です。必ず、まず器を持ち上げてから箸を取るようにしましょう。別の器に持ち変えるときも、いったん箸を置いてから器をもつようにしてください。

お椀のふたの扱い方

ふたがお椀にぴったり張り付いてしまってなかなか取れない…という経験をしたことはありませんか?恥ずかしいし、思わず焦ってしまいますがコツを覚えればちゃんと外れるので安心してください。

1.左手をお椀に添える。右手の親指と人差し指でふたの糸底(出っ張った部分)をつまみ、手前から奥のほうへ開ける。このとき、ふたがくっついて離れない場合は、右手をお椀に添え、左手でお椀の縁を上下に軽くはさんで押さえると開けやすくなります。

2.お椀の右側にふたを立てかけるようにして、ふたについた水滴を落とします。

3.ふたを左手で持って裏返し、両手を添えて折敷(おりしき)の右側に置きます。

盛り合わせは左手から

和食の盛り合わせ料理は、左側から右側にかけてだんだんと味が濃くなるように盛りつけられています。そして、盛りつけかたも左側から食べやすいようにしてあるので、盛り合わせ料理が出されたときは一番左から食べるようにしましょう。

汁物とご飯は一口ずつ交互に。香の物はご飯の上には乗せない

特定のものだけを集中的に食べないというのも、食事の際の大切なマナーです。ご飯と汁物は一口ずつ交互に食べましょう。これには、箸にくっつきやすいご飯粒を汁物の水分で湿らせて取れやすくするという意味も込められています。

そして、香の物はご飯の上にのせて食べるのはやめましょう。ご飯をきれいな状態に保つためと、ご飯とおかずは別々に食べるものとされているからです。

※この記事は2013年09月23日に公開されたものです

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