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先輩から嫌われる言葉遣い「マジですか」「了解しました」「リスペクトしてます」

決して先輩のことをバカにしているつもりも、悪ふざけをしているつもりもないのに、なぜか先輩から厳しく注意されたり、嫌われたりしたことはないでしょうか。もしそんな経験があるなら、こんな言葉づかいをしていないか、ぜひチェックしてみてくださいね。

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「ヤバくないですか」「マジですか」などのタメ口×敬語

仕事上で耳につきやすく、先輩をイライラさせてしまいがちなのが、このタメ口と敬語がミックスした変な「タメ口×敬語」です。たとえば「さっきのお客さん、ヤバくないですか」とか、「昨日の話、マジですか」などです。

敬語を語尾に使っていたとしても、「ヤバくないですか」はタメ口とほとんど変わりません。どんなに仲よくなっても、先輩は「目上」だという前提を忘れないようにしましょう。

「ご苦労さまでした」「了解しました」などの上から敬語

「ご苦労さまでした」「了解しました」という言葉は目上の人が、目下の人に対して使う言葉です。後輩が先輩をねぎらうときにかける敬語は、「お疲れさまでした」や「かしこまりました」が適切な敬語です。

ただし「かしこまりました」では、少しかたすぎるという場合は「はい、わかりました」でも問題ありません。間違った敬語を使うよりは、普通の言葉を使ったほうが心証を害さない場合もあります。

「何でしたっけ」「どうでしたっけ」などの意欲が感じられない言葉

何度も教えているはずなのに、同じことを質問する後輩は、やはり嫌われやすいもの。特に「何でしたっけ」、「どうでしたっけ」という質問言葉は、「聞くのもめんどうくさい」というふうに聞こえてしまいます。

一度聞いたら完璧に覚えろという訳ではありませんが、せめて同じことを質問するときには「何度もお聞きして申し訳ありません」と、一言添えて質問するようにしましょう。

「へこむ」「最悪」「疲れた」などのマイナス感情をあらわにする言葉

仕事が大変なのは自分だけとばかりに、「へこむ」「最悪」「疲れた」というマイナス感情を先輩の前で披露する人がいますが、それはやめましょう。先輩はいわば、そんなつらい経験を乗り越えてきた経験者です。

つらい気持ちをわかちあいたい、わかってほしいという気持ちは重々あると思いますが、先輩につらい気持ちを伝えるなら、それをどうやって乗り越えればいいのかなど、前向きなアドバイスを求めるのと同時に使うようにしましょう。

「先輩のこと、リスペクトしてますから」など、言葉に横文字を入れる

ビジネスに必要な横文字なら、適度に使うぶんには問題ありませんが、関係のないところで横文字を多用してくる人は嫌われやすいもの。また「横文字を使わなければ言葉がうまく表現できない人なんだ」「語彙の少ない人なんだ」と誤解されやすくなります。日ごろから横文字を使う癖があるなら、なるべく日本語に置き換えて使う癖づけをしましょう。
先輩から嫌われるということは、考えようによっては「自分に足りないものを、先輩が指摘してくれている」ということ。ぜひ「先輩から嫌われたから、自分はダメなんだ」と思い込まずに、どうしたらもっと印象がよくなるのか、自分自身を見直すきっかけにしてみてくださいね。

(ファナティック)

※この記事は2013年09月18日に公開されたものです

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