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「倍返ししたいと思ったことがある」サラリーマンは約4割!

画像はイメージ

その年のベストチームを表彰し、チームワークの向上と促進を提案するベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、企業内のチームワークに関する調査の第7弾として、全国の会社員(24~33歳)男女200名を対象に、「職場のチームに関する調査」を実施した。

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同調査において、若手ビジネスマンが職場のチームに対してどのように思っているのか、現在の職場で所属するチームへの満足度、不満の吐き出し方、リーダーへの希望について聞いた。

現在、働いている職場でのチームの満足度を聞いた質問では、「満足している」と回答した人は61.5%。一方で、そのチームのリーダーに今後なりたいかどうかを聞いた質問では、69.2%が「なりたいと思わない」と回答した。

リーダーになりたくない理由について尋ねたところ、「性格的にリーダーが向いていない」「引っ張るより支えるほうが好き」といった自分の適性がリーダーではないことを理由にしたものが最も多く、次に、「責任が重い」「面倒」「給与と仕事量等が見合わない」という理由が続いた。

リーダーへの希望について男女比をみると、「リーダーになりたい」と回答した男性は44.2%だったのに対し、女性は17.3%と2割にも満たなかった。

また、現在の職場のチームに不満があると回答した人に、その理由を尋ねたところ、半数が「コミュニケーションが円滑でない」と回答した。コミュニケーション不足の詳細として、「上司とあわない」(30歳男性)や、「協力できずうまくまわっていない」(28歳女性)という意見が得られた。次に、役割分担に関する不満と、「仕事の進捗が共有されない」(32歳女性)、「ホウレンソウが細かすぎて進まない」(33歳男性)といった業務効率の低さへの回答が続いた。

職場の不満の解消方法は、「同じ職場の別部署の仲間や先輩に相談する(飲み会含む)」(48.1%)が最も多く、以下、「同部署の仲間や先輩への相談」(39.4%)、「上司に相談」(32.7%)と続き、「趣味」(20.7%)や「運動」(17.3%)といった仕事とは違う方法で解消する人は、そう多くない結果となった。

一方、TBSで放送中のドラマ「半沢直樹」のヒットにより職場の上下関係に注目が集まっている。「やられたら、倍返しだ」という、理不尽な扱いを受けた際に、主人公が上司に放つ決め台詞が話題になっていることから、上司に対して「倍返し」を考えたことがあるかどうかについても尋ねたところ、38%の人が「ある」と回答した。

そう思った場面を聞いた質問では、「理不尽な内容で叱責されたとき」(30歳男性)、「上司の失敗の責任を取らされたとき」(33歳男性)、「みんなの目の前で書類を投げつけられて罵倒されたとき」(31歳女)といった回答が出た。言動の理不尽さ、失敗の擦り付け、困っていてもフォローがないといった上司の行動が、「仕返ししたい」対象になるようだ。

※この記事は2013年09月10日に公開されたものです

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