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野菜=ヘルシーは間違い!? 本当にいい野菜の食べ方とは?

「ヘルシーな食べ物は?」「ダイエットに効果的な食べ物は?」と聞かれて、まず思い浮かぶのが、野菜とフルーツですよね! 操も野菜とフルーツを積極的にとり入れています。でも、なかなか痩せない……。みなさんもそんなことないですか?

どうやら単純に野菜を食べればいい、フルーツを食べればいい、というワケではないようです。そこで、野菜とフルーツの正しいとり方を食コンディショニングトレーナーの小島美和子さんに聞いてきました。

◆ダイエット情報を“パズル”のように組み合わせた食事になっていませんか?

小島さん「ダイエットに野菜とフルーツがいいかどうか、という話をしたいと思います。ですが、その前に……。みなさん、食事をとるうえで最も基本的なこと、できていますか? ダイエット情報を断片的にとらえて、パズルのようにダイエット情報を組み合わせ、基本的なことから逸れた食生活をしている人が意外と多いんです。

たとえば、お菓子を食べてしまったから、その後の食事で野菜を食べれば大丈夫だろうとか、寝る前に食べると太るらしいから寝る時間を遅くしようとか、ダイエットに効果的だからと、単純に野菜とフルーツばかり食べてみたり」

「あ~確かに。まるでパズルのようですね。私もやってます(苦笑)。野菜やフルーツは、ダイエットにも体にもいいと言いますよね? それで野菜とフルーツをたくさん食べればいいかと思っているのですが、ダメですか?」

<野菜&フルーツの賢いとり方(1)>
◆まずは1日3食とる! 野菜とフルーツだけの食事はNG

小島さん「そうですね。野菜とフルーツだけでは、正しい食事とは言えません。まず、基本的な『食事のリズムを整える』ことと、『食事の中身(栄養素)をみる』ことが大切です」

「食事のリズムって何ですか?」

小島さん「食事のリズムとは、第一に朝・昼・晩の3食を必ずとることです。痩せたいからといって食事を抜いたり、食事の量やカロリーを減らすのはNGです。朝食をとらない人も多いので、朝の時間帯には必ず食事をとってください。

ダイエットのために食事を改善しようとアレコレ試す前に、3食シッカリとってください。まずは食事の基本があってのダイエット。3食とらないとダイエットは成功しないですよ」

 

 

小島さん「そして、食事のリズムとは、体のリズムでもあります。私たちの体には体内時計があり、朝太陽が昇ると体も活動的になり、消化酵素が多く分泌され、夜日が沈むと消化酵素の分泌は少なくなります。そのため、朝はしっかり食べて、夜は遅い時間に食べない方が、本来の私たちの体のリズムに合っているのです」

「ふ~む。やっぱり、朝の時間帯にしっかり食べるのって意味があることだったんですね」

<野菜&フルーツの賢いとり方(2)>
◆朝食にはフルーツを! 糖質で体温を上げてエネルギーをつくる

「まず、朝食はどんなものがいいのですか?」

小島さん「朝は、1日の活動のエネルギーをつくらなければなりません。それには、糖質をしっかりとって体温を上げることが必要です。体温が上がれば代謝が上がり、燃焼できる体になります。つまりエネルギーがつくられ、活動できる(1日のスタートができる)準備が整うのです」。

「糖質って、甘いものがいいってことですか?」

小島さん「糖質なら何でもいい、というワケではありません。オススメはフルーツです。なぜかというと、フルーツの糖は果糖で、体に素早く吸収されて素早く熱(エネルギー)をつくり出すことができるから。だからフルーツは、朝に向いているんです。ここで、糖質のとり方のポイントも紹介しておきますね」

「はい、お願いします!」

>(次のページ)では、糖質のとり方のポイントを紹介

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