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女子が知っておきたい結婚のこと。お金で見る【結婚or独身】のメリットとは?

一昔前までは「結婚はゴール」なんて言われていたけれど、結婚こそが「スタート」。これからの結婚生活のために、改めて考えておきたいこと、知っておきたいこと、そして結婚式にかかるお金ってどのぐらいかかるの?

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■結婚までに考えておきたいこと、やっておきたいこと

 

1)パートナーとライフプランを共有

 

子どもはいつまでに何人ほしい? 住まいは賃貸・住宅購入? いつまでにいくら貯金する? 親の介護は……? などなど、お互いがどういう希望を持っているのか、話しておくのは大切なこと。「話してないけれど、たぶん一緒の考えだと思う」なんて思い込みが一番危険!

 

2)家庭を持つという自覚を持とう

 

家庭を持つということは、自分の考えだけではなくパートナーや子どもの考えを汲みながら生活するということ。あなたがやりたいと思っていることの中で、「未婚のほうがやっておきやすい」というものがあるなら、やっておいたほうがいいでしょう。

 

3)保険に入るなら、早めに検討を

 

「妊娠すると入れない保険が多いので、医療保険には早めに入っておいた方がいいでしょう」と中村先生。健康に自信がある人でも、30歳を過ぎると婦人科系の病気のリスクも増えてくるもの。結婚のタイミングで、入っておくと安心です。

 

 

■お金で見る、結婚のメリット・独身のメリット

 

・結婚のメリット

 

家賃も光熱費も食費も、ひとり暮らしより2人暮らしの方が安上がり。贅沢をしなければ、2人暮らしはひとり暮らしのときの1.5倍程度のお金ですむので、お金が貯まりやすくなります。「子どもの教育費にいくらかかるのか心配…」と思う人もいるかもしれませんが、「子どもの教育費には収入の○%を費やそう」と主体的に考えることが必要。

 

・独身のメリット

 

2人暮らしはひとり暮らしの1.5倍ですむけれど、子どもができるとどうしてもそれではすまないもの。自分のお金と時間が何よりも大切な人ならば、独身ライフがあっているかも。ただし、老後は自分だけでどうにかしなくてはならないリスクもあります。収入の15%くらいを退職に備えてきちんと貯め、できるだけ長く働き続けられるように仕事力をみがくことが大切です。

 

■結婚式の費用って、どのぐらいかかるの?

 

「結婚式のことだけに限りませんが、お金を使うときはお金がいくらかかるかではなく、いくらかけるかを決めましょう」と中村先生。

目安として考えるのであれば、結婚式費用は「2人の貯金額の30%以内で収めること」。2人の貯金額が300万円だったら約100万円。1000万円だったら約333万円です。結婚式という一連のセレモニーの中でも、「食事」「会場」「ドレス」「ハネムーン」などのどこにどのぐらいお金をかけるのか、自分たちらしい結婚式を作るためによく考えてみましょう。工夫次第で、お金をかけなくても素敵な結婚式にすることはできるはず。

「結婚式には約300万円かけるのが平均という話もありますが、自分たちが必要ないと感じればそんなにかける必要はありません。ナシ婚、地味婚も増えています。結婚式より結婚後の生活にお金をかける方が現実的と感じる人は、そうしましょう」(中村先生)

「お金がないから結婚式ができない」なんて、世間の「常識」にとらわれすぎた考え方なのかもしれませんね。

 

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■監修 中村芳子さん

ファイナンシャル・プランナー。日本の女性ファイナンシャル・プランナー第1号。現アルファアンドアソシエイツ代表。著書に「女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方」、「結婚したら、やっておくべきお金のこと」など著書多数。
http://www.al-pha.com/fp/
http://www.mizuhobank.co.jp/ouchi/index.html

 

※この記事は2013年08月23日に公開されたものです

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