仕事と家庭を両立している主婦の65%は現状に不満 両立に必要なこと1位は「時間、日数の条件に合う仕事が見つかる」
株式会社ビースタイルが運営する「しゅふ活研究室」は、働く意欲のある主婦層を中心に、仕事と家庭の両立についてアンケートを行ったところ、「保育所が充足しさえすれば、仕事と家庭は両立できるか?」という質問に対し、「そう思う」という回答は10.2%。
両立のために必要なこととして挙がったのは「条件に合う仕事」があることが86%。次いで「職場の理解」「家族の協力」と続き、「保育所等子どもを預ける場所」は4番目という結果だった。
●仕事と家庭を両立できている主婦は半数を超えるが、そのうち65.8%が不満を持っている。
●6割以上の主婦が、「保育所が充足するだけでは仕事と家庭の両立はできない」と回答。
●仕事と家庭を両立させる上で必要なことの1位は「条件に合う仕事」で86%。子どもを預ける場所は4位。
厚生労働省の発表によると、平成24年10月時点の保育所入所待機児童数は46,127人。このアンケートに「しゅふ活研究室」の開始以来、最多の500件以上の回答が寄せられたことからも、安倍政権の「5年間で待機児童ゼロ」施策に、日本中の主婦層からの大きな期待がかかっていることがわかる。
しかし、「女性の活躍推進」を実現するための施策としては、多くの主婦が求めてはいるものの「保育所」は72.2%。「家族の理解や協力」は82%、「職場の理解」は83.7%。そして、「時間や日数など条件に合う仕事」は86%という結果だった。
※この記事は2013年07月12日に公開されたものです