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子宮の本当の大きさは? 実は知らない、子宮や卵巣のホント

妊娠・出産というと、まだ遠い先の話かもしれませんが、産む産まないに関係なく「産むのに必要なカラダ」について知っておいて損はないはず! “そのとき”が来たら、はたして自分は産めるカラダなの? そもそも、妊娠・出産ってどういうもの? 自覚症状がないまま進むカラダの異常って!? 知らないことだらけの「いつかそのとき」のために、ぜひ女子のみなさんに見ていただければと思います。

前回まで妊娠にまつわるカラダの仕組みを生理周期にそって見てきました。今回は排卵から妊娠までのステップを見ながら、子宮、卵巣、骨盤についても学びます。

◆子宮の妊娠準備

卵巣は親指くらいの大きさの臓器。卵巣からは2つの女性ホルモンが分泌されて、このホルモンの指示で子宮は受精卵を迎える準備をします。受精卵が着床する子宮内膜を厚くフカフカにします。子宮は骨盤のいちばん奥底にあって、普段はやや硬めの臓器ですが、妊娠すると柔らかくなり、伸びます。厚さ1~2cmの筋肉(平滑筋)でできた卵型です。この筋肉の内側にある子宮内膜がだんだん厚くなってきて、生理前には1cmほどの厚みに成長します。そして受精卵が着床できるように、内膜がフカフカなベッドのように柔らかくなっていきます。

2.【飛び出した卵子をキャッチする!?】

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