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あなたの身のまわりは「下半身太りの原因」がいっぱい!?

社会人になってから外食が増えたり、生活のリズムが不規則になったり、ハッと気づけば、ボディのシルエットもなんとなーくゆるんできたような……!? 肌のハリ感低下や、体のゆがみなど、20代半ばからは“ダイエット”だけでは解決しないお悩みも気になりはじめるお年ごろでは? そんな働く女子に向けて、簡単&楽しく実践できる、美ボディキープ術をお伝えします!

読者のみなさんのボディのお悩みナンバー1は、断トツで“下半身”! そこで今回ボディの専門家、体幹トレーニングコーチの本橋恵美先生にお話しを伺いました。生活習慣や体全体のバランスから見た“下半身太り”の原因について、じっくり検証しちゃいます♪

20代はボディのターニングポイント「体とどう向き合うか」が大切!?

取材場所のカフェに、美しい姿勢でさっそうと登場した本橋先生。お話しがはじまったとたん、飛び出したのはこんなドキッとするひと言でした。


「実は“20代をどう過ごすか”は、ボディにとって本当に大切な問題なんですよ」

ええっ、そうなんですか?!

「子供から大人の体への成長を促し、“代謝”や“血流”とも深い関わりを持つのが“成長ホルモン”の存在です。このホルモンの分泌量は18歳~20歳ごろピークに達し、そのあとガクンと低下するんですね。さらに、私たちの体を支えている“骨”も、20歳を境に徐々に硬くなる傾向があります。つまり、この“変化の時期に、体とどう向き合うか”は、その後のボディを左右する重要なテーマなんです」

……な、なんと! 20代がボディのターニングポイントだったとは! みなさんご存じでした? ところが実際の20代のライフスタイルはというと、本橋先生いわく決してよい状態とは言えないそう。そのツケがもっとも現れやすい部位が、ズバリ“下半身”なんです!

働く女子の日常生活は、“下半身太り”の原因でいっぱい!

「まず働く女性は、十分な睡眠を取れないことが多いんです。1日の中で、成長ホルモンの分泌がピークに達するのは夜の22:00~深夜2:00。この時間にきちんと睡眠を取っていないと、代謝が低下する要因になります」

うっ、“代謝の低下”はダイエットの大敵ですよね。体質的に痩せにくくなるイメージがありますが……こと下半身の場合、“リンパ液や血液の循環が低下すること”が問題なのだとか。

「起きて活動している間は誰しも“重力”の影響を受けますから、血液やリンパ液が下半身に滞りやすくなるんです。代謝が低下すると全身の巡りも停滞して、下半身のむくみも解消しにくい傾向が。本来は7~8時間“横たわる姿勢”……つまり、睡眠を取ることで、血液やリンパ液は元通り全身に巡るはずなんですね。しかし睡眠時間自体が少ないと、下半身に滞ったむくみを“翌日に持ち越して”しまうんです」

この“持ち越し”を繰り返していると(加えて全身の巡りが悪いと)、やがてぷにぷにのお肉として定着してしまう可能性も! ひえー、おそろしや~。


とはいえ、社会人には残業もあるし、お付き合いなんかもあって、夜遅くなることもしばしばなんですよね。多少の睡眠不足なら、体力的には乗り切れる気もしますが……。体の中では確実に“ツケ”が溜まっていることを、忘れちゃいけません!

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