ふだん何気なく食べている「たまご」。
実は、“最も完全に近い栄養食品”と言われているんです。
しかも、女性の美容と健康に欠かせない栄養素もぎゅっと詰まっていて、
美人になりたい人は積極的に食べたい食材のひとつ。
そんな、たまごの実力&簡単アレンジレシピをご紹介します。
生活習慣病や老化の一因となる「活性酸素」は、シミやシワ、たるみなどの肌トラブルも引き起こす、女性の大敵。エイジングケアは、この活性酸素の働きをいかに抑え込むかがポイントになりますが、たまごはまさにその抗酸化作用をもつ食品のひとつなんです。
たまごに豊富に含まれる「メチオニン」という必須アミノ酸からつくられる抗酸化物質は、体の毒素や老廃物を排泄したり、代謝をよくする働きがあります。さらに、必須アミノは肌や髪のもとにもなるため、健やかな体をめざすなら、たっぷりと摂りたいものです!
コレステロールの摂りすぎを心配して、たまごは「1日1個まで」と決めている人もいますが、それは大きな勘違い。そもそもたまごを多く食べたからといって、ほとんどの人は血中のコレステロール値が急激に増えることはありません!(※1)
むしろたまごは、悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を高める働きがあるんです。その結果、動脈硬化を予防し、生活習慣病のリスクも軽減。さらに中性脂肪の量を調節するコリンも含まれている上に、中性脂肪を増やす原因となる炭水過物がほとんど含まれていないので、内臓脂肪を増やす心配もなし。メリットを考えれば、まずは1日2個を目安に食べてみてはいかがでしょう?
※1ただし高コレステロール血症の人など、コレステロールが上がりやすい人はご注意ください。
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1990年女子栄養大学卒業。在学中より、栄養指導、教育活動に務める。
1995年独立後、フリーを経て、2004年㈲スタジオ食の代表となり、さらに活動の場を広げる。保健センター、小児科での栄養相談なども担当。
テレビ、新聞、雑誌、WEB等でのダイエットや生活習慣病予防の栄養指導、レシピ提案を行う。食育活動も行う。簡単で健康によい家庭料理の提案を目指している。女子栄養大学生涯学習講師、日本食育学会評議員。