痩せやすい体を作るためには、日頃から無理のない範囲で体を動かすといいでしょう。そうすれば筋肉量が増えて基礎代謝が上がり、太りにくい体になっていきます。私の場合、ピラティスを始めてからインナーマッスルが鍛えられて、その相乗効果で、下垂していた胃腸も正しい位置に上がったんです。それまで血流が悪く、冷えていた胃腸が柔らかくなって、温かみを帯びて、いいことだらけ。普通に生活していたらなかなか鍛えにくい、おなか周りの筋肉が鍛えられて、ウエストにくびれができたことは自分でも驚きました。ポイントは、運動を少しずつでも継続してしっかりと筋力をつけることです。

無理なく心地よくダイエットを続けるには、腸内の環境を整えることも大事です。腸の動きが鈍くなると便秘を招き、体が重く苦しくなりますよね。食事で腸内環境を改善するためには、極端なダイエット法はやめること。たとえば「○○は絶対に食べない！」などと頑張りすぎると、結果的にやけ食いをしてしまい、リバウンドの可能性になることも。それよりも、ふだんから、胃腸に優しいものや整腸作用のあるものを摂取するよう心がけて。そうすれば便通がよくなってむくみや血行不良も改善されます。体がスッキリすると、気持ちも明るくなりますよ！